こんにちは!
GSリゾートです。
本日の軽井沢、真っ青な空に雪雲がうっすらと少しかかり、
木枯らしがぴゅるぴゅると吹いて、枯葉が渦を巻いています。
冬にふさわしいぴんと張った空気が、気持ちを引き締めてくれます。
木の葉がなくなった後の木々とその隙間から見える軽井沢の街並みは、
夏や秋に感じた深い趣きを一切変えることはなく、来た人の心を何かこう
洗われた気持ちにさせてくれます。
軽井沢には建築物に対する自然保護対策要綱や、景観育成基準ガイドラインというものがあります。
なんだか難しい名前ではありますが、読んでみるとそれは、
「自然を阻害しない」、「自然と調和する」ための、私達に出来うる限りの配慮が盛り込まれた、
きめ細かな自然保護に対する「努め」の指針を示したものでした。
例えば、「誘蛾灯は野鳥や昆虫の保護のため、必要最小限とすること」とか、
「敷地内の樹木・及び植物は出来る限り残存させること」とか、
「夜間照明は日没から午後9時まで」
「建物の高さは1000㎡以上の面積の場合10m以下、2階以下」など
他にもたくさんの決めごとがあるのです。
変わらぬ趣を持ち続ける背景には、軽井沢の地に住まう人達の自然に対する深い愛情と、
それを守る弛まぬ努力があったのです。
軽井沢の夜が長くなり始めた初秋、私は歩く通勤路がとてもとても暗く何も見えず、
何かにつまずいて転がる心配ばかりしていました。
懐中電灯が必要だ、とか、瞬きはしないようにしないと何かにつまずく、とか、
そんなことばかり考えていました(笑)
でもこの軽井沢の決まりごとを知るうちに、そんな私の小さな心配は、ただ自分が少しだけ
気をつければいいだけのことなのだと、自分が情けなくなりました。
この美しい自然を守るということに少しだけでも貢献できていると思えば、目を凝らして
見ようとする暗がりの中に、うっすらとした山や木の形を眺めることができる、気持ちの余裕が
生まれてきます。
そして見上げた夜空には、驚くほど沢山のお星様が輝いていることに気がつかされるのです。
誰の頭の上にも平等に輝いているはずのお星様なのに、忘れているなんてもったいないです。
世界中の軽井沢のような地がこれ以上消えてなくなることがないように
人として努めて生きたいと思う、軽井沢での毎日です。
最後に、明治に建てられた、本題の意味を感じられるような
本日の三笠ホテルと軽井沢の空の写真でお別れしたいと思います☆
そうですね。規制が強いと、ついつい文句のひとつも言いたくなってしまいますが、規制は自然を守るための知恵でもあるわけですからね。自然を大切にする心を忘れないようにしたいですね。
国際会議が開催され、自然保護や地球温暖化対策、色々なお話が協議されていますが、一番大切なのはやっぱり人間ひとりひとりが自然を思いやる強い意志を持ち、行動をすることなのだと思います。
かくいう私も、なかなか出来ていないのですが・・・。
本当に、しほりほじさんのおっしゃるとおりですね。
ところで・・・、しほりほじって、何ですか?
ひ・み・ちゅ