チェロの夕べ

こんにちは!

GSリゾートです。

 

昨日は雨模様だった軽井沢も、今日は久しぶりに真っ青な空が広がっています。

本日の軽井沢の空です。

20160821

 

プリンス通りは行き交う車の数が、最近の混雑ぶりにくらべずいぶんと減り、

軽井沢の短い夏がもうすぐ終わりを告げようとしているように思えます。

夏休みもあともう少しですね。

 

先日、お世話になっている方からチケットを頂戴し、初めて軽井沢大賀ホールへ

音楽を愉しみに行ってまいりました。

内容は、チェロの第一人者、堤 剛さんによる、バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会

でした。

私はクラシック音楽に造詣が深くはありませんが、「それは~♪」だよ、と、

姉が口ずさんでくれたメロディーを聴き、あぁ、あの曲か、とわかるような

有名な曲でした。

ただ、そもそもチェロのソロコンサートというのも初めてでしたので、弦楽器で

比較的低音を奏でるイメージのチェロで「ソロ」というのは一体どんな感じなのか、

正直なところ全く想像がつきませんでした。

でも、始めの第一番が始まって間もなく、まるで数人で合奏しているかのような音色が

私のそのもやもやをすぐさまかき消しました。

なんと表現しましょうか、無伴奏とありますが、伴奏が折り重なって入り込んで、

一度にいくつもの音を奏でているというイメージで、伴奏が無いということではない

気がしました。

とても豊かな旋律で、一人の人が奏でている楽器とは思えないような響きでした。

 

こんな私も、昔々ピアノを習っていた時期がありましたが、小さな私に先生がいつも

「大きい音を出さない!遠くまで響くような音で!」

「まるで歌うように弾きなさい!」

と、表現していたのを思い出しました。

あの頃は意味がわからず、大きな音をださなくちゃ遠くまで聞こえないと思うけど・・・、

歌うように?って??、などど心の中でつぶやいていました。

でも、今回のコンサートで奏でられたチェロは、まさにあの頃に先生がおっしゃっていた

ような、遠くの人の心まで響くような、まるで歌を歌っているような、すばらしい音色でした。

あぁ、こういうことかもしれないと、とても心地良く聴かせて頂いたコンサートでした。

眠りに落ちるくらいに・・・笑

 

軽井沢大賀ホールでは、毎週末のように多彩なアーティストによる、さまざまな催しが

たくさん行われています。

20180821③

コンサートの日は霧模様でしたので、写真ではその良さがわかりにくいのですが・・・

湖に浮かぶようにひっそりとたたずむ、訪れるだけでも価値のある素敵なホールです。

みなさんも、軽井沢にお越しの際は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか^^

2件のコメント

  1. ととじーちゃん より:

    できれば8月中に、軽井沢に行って、ゆったりと、いい空気をいっぱい吸いこんで、チェロソナタでも聞いてみたいもんじゃのー。

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