みなさん、こんにちは!
GSリゾートです。
今日も軽井沢は霧です。
(霧が見えません・・・)
そんな軽井沢らしい天候の中、ここ軽井沢では昨日、23日より25日まで、G7交通大臣会合
が行われています。
(こちらは晴れた日の画像です)
各国の重要な大臣の方達がやってくる大事な会合ですから、軽井沢では警備体制が
強化されています。
軽井沢駅には、警備をする警察の方がいたり、
(画像はありません)
いつも駐車された車が多数点在するプリンス通りの路肩には、駐車禁止のコーンが
建てられていたり、
白い雨合羽を着た警察が乗った白バイが往復していたり、
(画像はありません)
会合が行われるプリンスホテルの入り口には「関係者以外立ち入り禁止」なる
電光掲示板が建てられ、視界の奥にはテレビで見たことのある機動隊の車が
並んでいたり、
(画像はありません)
いつもと少々違う軽井沢になっております。
((注)画像が無いことを主張したかったのは、写真を撮ろうと試みたことだけでも、
アピールしたかったのです・・・笑
警察の方がいらっしゃったので、別に悪いことをしているわけではないのですが、
妙な疑いをかけてしまうと、こんな大事な時に迷惑をかけてしまいますので・・・。)
今回のG7の会合では、自動運転車の安全性を確保する国際的な基準づくりに向けて
G7がどう協調していくか、という議題を各国の代表が主に話し合うのだそうです。
たしかに、最近は自動運転車の大規模なフェアが行われたり、テレビ番組で特集が
組まれたり、車に関しては、自動運転車の話題がトップと言っても過言ではないほど、
よくその言葉を耳にします。
自動運転車が当たり前になる時代は、どんな時代になっているのでしょう。
私が今回のこの軽井沢で行われる、G7の会合の議題を聞いたとき、真っ先に頭に
浮かんだのは、6,7年前に見た「ウォーリー」というアニメーション映画に登場する
人間の姿でした。
この映画の中に、ロボットにすべてを任せ、自分で体を動かすことのなくなってしまった
人間が出てきます。
目の前に映し出される映像によって、食べる感覚や、娯楽を楽しむ感覚さえも得ながら、
終わりなき人生をただ生きている人間です。
私にはとても衝撃的な人間の姿でした。
そして単純な私は、自動運転車=AI(人工知能)=人類の終わり、という考えに至りました。
でも、自転車にまたがりプリンス通りを警備していた警察官が、道行く人と笑顔を交えて
会話をしている姿を目にしたとき、なんだか「人間は大丈夫」という気がしてきました。
思わず笑顔になるような人と人との交わりが存在する限り、軽井沢のような美しくたくましい
大地を大切に思う心がある限り、人間はきっとロボットばかりに頼る人生が必ずしも
満ち足りているとは思わないでしょう。
そして、ここ軽井沢で、各国の代表者達が忘れそうになっているそういう心を思い出させ
られながら、生き生きとした人間の世界を重んじた議論が広がっていることを思います。
G7開催の前日22日に軽井沢にいきました。
夕方にはもうプリンスホテルウエストの前に大勢の警官がゐましたよ。
アウトレットモール駐車場入口にも二三人はゐましたね。
當日の軽井沢は土砂降りで慥かに警官は白い雨合羽を着てました。
雨に濡れないやうにとYNMさんに貰つたビニール袋で包んだ手荷物を持つて
日が暮れたプリンス通りをただ一人歩いてゐた私は職質されたら面倒だなと思ひました。
軽井沢はまうすつかり秋の空氣がただよつてゐました。
自動運転ですか・・・・どこまで自動化されるのでしょうか?
個人的には、車の事故がなくなるのはいいことだと思いますが、自動を過信し過ぎると
どこかで大事故が起こる可能性があり、やはり重要な部分は、どこかで人間が関与する
必要があるのではないでしょうか?